訪ねてみたい市場・商店
頼れるサポーターが函館のおいしい食を陰で支えています。
飲食からおみやげ選びまで、函館の味覚を存分に楽しめる大型朝市
函館朝市
![函館朝市](https://cms.oishii-hakodate.jp/wp-content/uploads/2017/10/ichiba_asaichi_001.jpg)
函館の味覚が集積する一大観光スポット
函館朝市は、JR函館駅のほど近くに立地する常設の市場です。約250店が軒を連ね、海産物や青果を扱う店のほか、農業生産者による産直店もあります。また海鮮丼やラーメンなどを提供する飲食店街やフードコートもあり、早朝から賑わう函館観光の一大スポットとなっています。
巡り歩いて、こだわりの食材探し
多くの店々が並ぶ朝市では、ぶらりと巡り歩いて、お気に入りの品物を探し求めるのが楽しいひととき。イカやカニ、メロン、じゃがいもなどは定番ですが、朝市で扱う函館の食は多種多彩。きのこや筍、わらびなど季節ごとの山菜が採れたてで並ぶ店や、様々な部位の鯨肉を扱う店、高級品から普段使いのものまで多くの昆布製品が揃う店などもあります。また、ミョウバン不使用のウニ、無添加のいくら醤油漬けなど、産地ならではの逸品に出会うこともできます。
時代とともに変わりゆく函館朝市
終戦直後、函館駅前で近隣町村の農家が立ち売りを始めたのが函館朝市のルーツ。
一時期、その場所を移しましたが、1956(昭和31)年、現在地に移転。以降、函館の食の流通拠点として繁栄してきました。1970年代半ばからの函館観光ブームで観光拠点のひとつとなり、観光客向けの品揃えも充実、今では函館観光にかかせないグルメスポットとなっています。
近年、施設のリニューアルが相次ぎ、近代的な建物のなかに売り場を構える店舗も増えましたが、仲通りなどにある路面店では、いまでも軒に庇(ひさし)を掲げたり、パラソルを開いて営業する店もあり、朝市独特の賑わいが感じられます。
![函館朝市どんぶり横丁には、海鮮丼の専門店やラーメン店などが軒を連ねます。](https://cms.oishii-hakodate.jp/wp-content/uploads/2023/09/ichiba_asaichi_003.jpg)
函館朝市どんぶり横丁には、海鮮丼の専門店やラーメン店などが軒を連ねます。
![函館真昆布をはじめ、様々な昆布製品が揃う専門店、梶原昆布店。](https://cms.oishii-hakodate.jp/wp-content/uploads/2023/09/ichiba_asaichi_005.jpg)
函館真昆布をはじめ、様々な昆布製品が揃う専門店、梶原昆布店。
![きのこや山菜など、旬の山の幸を扱う店、塚本商店。](https://cms.oishii-hakodate.jp/wp-content/uploads/2023/09/ichiba_asaichi_006.jpg)
きのこや山菜など、旬の山の幸を扱う店、塚本商店。
![「元祖活いか釣堀」は人気の観光スポット。誰でも簡単に釣ることができ、釣ったイカはその場でいか刺しに調理してもらって食べることができます。](https://cms.oishii-hakodate.jp/wp-content/uploads/2023/09/ichiba__asaichi_101.jpg)
「元祖活いか釣堀」は人気の観光スポット。誰でも簡単に釣ることができ、釣ったイカはその場でいか刺しに調理してもらって食べることができます。
![朝市仲通りは、露店の雰囲気がたっぷり。威勢のいい掛け声があふれています。](https://cms.oishii-hakodate.jp/wp-content/uploads/2023/09/ichiba_asaichi_002.jpg)
朝市仲通りは、露店の雰囲気がたっぷり。威勢のいい掛け声があふれています。