函館「食」ニュース
大阪・関西万博で「函館真昆布DAY」開催、「函館真昆布」の価値と魅力を世界へ発信

7月25日、大阪・関西万博の”海の蘇生”をテーマとしたパビリオン「BLUE OCEAN DOME Dome:C『叡智』」で、「函館真昆布DAY」が開催されました。この取り組みは、マコンブの完全養殖技術の確立などを目指す「函館マリカルチャープロジェクト」の一環として実施されたものです。
当日は、函館が世界に誇る食材「函館真昆布」を多くの来場者に知っていただくための展示スペースへの出展やステージイベントを実施。白口浜・黒口浜・本場折浜といった銘柄ごとの真昆布の展示や、長尺の昆布を実際に手で触れる体験ができる展示コーナーも設置されました。来場者には使い切りサイズの「函館真昆布だし用」もプレゼントされ、いろいろな角度から昆布の魅力を味わっていただく機会となりました。
ステージイベントでは、函館市の大泉潤市長がサラヤ株式会社の更家悠介社長とのトークセッションに登壇。函館が昆布生産量日本一であることなども紹介しました。さらに4名の研究者による講演も行われ、函館真昆布の価値と魅力や,持続可能な生産体制確立などに向けた産学官による取り組みなどについて,来場者に伝えられました。
会場では多くの方々が足を止め、昆布の迫力ある展示や講演を通じて「函館真昆布」の奥深い世界を体感。北前船の時代から,特に函館の昆布と縁が深い大阪の地で,「函館真昆布」の価値と魅力をはじめ,コンブの生育環境が厳しい状況にあることや,我が国の食文化で欠くことのできない貴重な食材であることなどを国内外に広く伝える貴重な機会となりました。









- 講演の様子 -
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