函館「食」ニュース
厚沢部町発「えぞ舞茸と昆布のチップス」が最優秀賞!農林水産省「FOOD SHIFT セレクション」

厚沢部町で「渋田きのこ園」を営む有限会社渋田産業が開発した「えぞ舞茸と昆布のチップス」が、農林水産省の表彰事業「FOOD SHIFT セレクション」において、最優秀賞を受賞しました。本商品は、厚沢部町で育てられた「えぞ舞茸」と北海道産昆布を組み合わせたスナック菓子です。
「FOOD SHIFT セレクション」は、農林水産省が進める食の啓発プロジェクト「ニッポンフードシフト」の一環として、今年度新たに設けられた表彰制度。地産地消や国産食材の消費拡大、環境に配慮した取り組み、フードロス削減、インバウンド需要への対応などを評価軸に、全国から約3,000点の応募がありました。その中から最優秀賞に選ばれたのは、わずか10点。「えぞ舞茸と昆布のチップス」は、地域食材の活用やフードロス削減への貢献が高く評価されました。
開発の背景には、夏場に需要が落ち込む「えぞ舞茸」の廃棄ロスという長年の課題がありました。そこで、道主催の人材育成プログラム「フード塾」のOB団体「E–ZO」で出会った異業種の仲間と連携し、試行錯誤を重ねて商品化しました。今後は本商品の展開を通じて、地域食材の価値向上やフードロス削減に取り組みながら、厚沢部町をはじめ道南地域への貢献を目指しています。
生産者より
渋田産業 代表 渋田博文さんは、今回の受賞について次のように話しています。
「このたびは『FOOD SHIFT セレクション』で最優秀賞という栄誉を賜り、本当に嬉しく思います。厚沢部町で丹精込めて育てている『えぞ舞茸』ですが、夏場の需要が低く、廃棄ロスが長年の大きな悩みでした。育てた食材を無駄にしたくない、その一心で挑戦したのがスナック菓子でした。フード塾で出会った仲間とともに試行錯誤を重ね、この味にたどり着きました。今回の受賞は、北海道の食の未来を信じて支えてくださった皆さま、そして地域の仲間と共に勝ち取ったものだと感じています。この受賞を糧に、厚沢部町、そして北海道の『美味しい』を日本中、世界中へ届けていきたいと思います。」

「えぞ舞茸と昆布のチップス」をはじめとする渋田産業の商品は、道の駅あっさぶや同社直売店、函館市内の土産店のほか、オンラインショップでも購入可能です。
