函館「食」ニュース
道南の魅力満載!はこだてFOODフェスタ2024開催レポート
冬を盛り上げるグルメイベントとして2018年から始まった「はこだてFOODフェスタ」。函館アリーナで開催された「はこだてFOODフェスタ2024」(2024年2月23日~24日)のレポートをお届けします。
入口付近には会場案内図の載ったタブロイドが配布され、来場者は入場と同時に案内図を見ながら、目的のブースを目指します。
初日は大泉潤 函館市長の挨拶と共に、市内を中心に活動している一般吹奏楽団「The☆Pleasure Brass」が花を添えました。
2日目は開場と共に、函館を中心に活動している和太鼓チーム「郷土芸能函館巴太鼓振興会」による力強い演奏でスタート。
地域食材を使用した料理や商品を販売する「フード・ドリンクブース」
函館・道南の食材にこだわったフード・ドリンクブースでは、人気店のお弁当やこのイベントでしか食べることのできない限定フードなど、選びきれないほど魅力的な商品ばかりでした。
毎年人気「函館鮨同業会」による、本マグロの握り寿司やバラエティー豊かな海鮮丼の数々。職人たちの威勢のよさが、来場者の気持ちを盛り上げます。
赤海老の三色丼(1,500円)/函館鮨同業会
ブリ醤油ラーメン(900円)/海味食堂
「函館珍味研修会」では函館こがねの実演販売も。高速ローラーでスルメイカを捌く機械に、来場者も興味深く見入っていました。
「函館カール・レイモン」では元町店で定番のレイモンドッグの他に、レイモンベーコンバーガーや人気のサラミを販売。
「焼肉物語牛若」は、函館商業高校の商品開発学習で誕生したお肉のたれ、『ママこれ買って!』はちみつバター醬油を、肉巻きおにぎりで学生とともに販売。
函館市内外の和・洋菓子店約80店以上のスイーツ団体である「函館スイーツ推進協議会」では、各店のケーキやどら焼きの詰合せを特別価格・数量限定で販売。両日ともに数時間で完売となりました。
函館やみなみ北海道の生産者が育んだ食材や加工食品などの「マルシェブース」
道南の豆腐屋が力を合わせた「はこだてのおとうふ屋さん」は、各店が造るお豆腐の食べ比べセットを販売。
厚沢部町から「しぶたの毎日きのこ」。人気のえぞまいたけや新鮮なきのこがずらり。
「はこだてマジックアワー商店街」では函館ナントカ食堂、福田海産、げんきファーム、むすび、wiseman’s fpl、ベーカリーワンカラットが集い、各店の人気商品を販売。
焼きピロシキの「まるたま小屋」は惣菜系から甘いものまで、ずらりと12種類を販売。
「山丁長谷川商店」では人気の鮭の加工品を販売。威勢のいいかけ声で、来場者も商品に手が伸びます。
地場産食材を使用した商品を、日替わり・数量限定で販売する「限定販売ブース」
函館割烹調理師会による湯の浜ホテル、旅館一乃松、竹葉新葉亭、炭火割烹菊川のコラボ松花堂弁当。
函館短期大学付設調理製菓専門学校による、函館近郊でとれたエゾ鹿をわな師とコラボして作り上げたエゾ鹿カレー。
函館商業高等学校は韓国ヤンニョムチキン風コロッケやふっくりんこのクッキーバニラメロンパンの他、株式会社北食とコラボした「だでうめぇ!!北のハンバーグ」を販売。
料理教室など体験型コンテンツが盛りだくさん「体験ブース」
食にまつわる様々な企画に参加できる体験ブースでは、作ることの楽しさを知る体験プログラムから大人が楽しめるアルコールと食のプログラムまで様々な企画がありました。申し込みは当日会場で先着順でしたが、各プログラムすぐに予約が埋まる人気ぶりでした。
「飾り切りチャレンジ」では函館短期大学付設調理製菓専門学校の協力のもと開催。お子さんとともに参加されているご家族も見られました。
23日限定のナイトクルーズ
17:00になるとアナウンスが流れ、ナイト限定メニューのスタートです。ビールやお酒を楽しみながら、ステージではロックの生演奏もあり、大人の雰囲気でした。
オール函館産の「五稜」特別純米酒 菜の花酵母を販売。(660円/杯)
体験ブースではEndeavour協力のもと、クラフトビールの歴史の話を聞きながら、北海道乙部追分ブリューイングのビール試飲やビールに合うおつまみを実食。
天候にも恵まれ、2日間でのべ24,000人ものお客様が来場した「はこだてFOODフェスタ2024」。今年は新型コロナウィルスの5類移行で行動制限がない状況もあり、イベントステージなどが復活し、昨年よりも5,000人多い来場者数となりました。
ますます盛り上がりを見せるフードフェスタ、2025年の開催も楽しみです!