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地元食材で学ぶ給食作り、「『栄養士』未来の栄養士を育てよう~栄養士体験」開催

レポート
2024/12/16
地元食材で学ぶ給食作り、「『栄養士』未来の栄養士を育てよう~栄養士体験」開催

函館市内の小学生親子を対象とした料理教室「『栄養士』未来の栄養士を育てよう~栄養士体験」が9月23日に開催され、親子11組が参加しました。この活動は、「食の担い手育成推進業務」の一環として行われており、函館市の食の魅力を広めるとともに、地域の未来を担う人材を育成することを目的としています。

今回の料理教室は、NPO法人のこたべの主催、函館市の共催で行われました。栄養士の辻本さんやローラ♡ファームのてるみさん、まさあきさんが、地元の食材を活用した給食作りを親子向けに丁寧に指導しました。

テーマは「『栄養士』未来の栄養士を育てよう~栄養士体験」。参加者は主菜、副菜、汁物の3つのグループに分かれ、協力しながら給食の献立を考案。かまどで炊いたご飯や、新鮮な地元産の野菜を使った料理を調理しました。体験終了後、参加者には「認定証」が手渡され、子どもたちは誇らしげな表情で受け取りました。

給食についての絵本の読み聞かせが行われ、参加した子どもたちは真剣に聞き入っていました。
参加者には使用する食材の説明が行われ、ローラ♡ファームの野菜が紹介されました。
発表された食材をもとに、レシピを調べたり、子どもたちにヒアリングを行いながら、グループごとに献立を考えました。さらに、栄養士の辻本さんのアドバイスも参考にしました。

みんなで決めた献立はこちらです。

主菜:揚げ餃子
副菜:ジャーマンポテト、きゅうりの漬物
汁物:ミネストローネ
主食:かまどで炊いたご飯

スタッフが食材を買い足しに行く間、参加者はレクリエーションの時間を楽しみました。
いよいよ調理開始。包丁を使うのが初めての子どもたちも緊張しながら手を動かし、一生懸命に野菜を切る姿が印象的でした。みんなで協力し調理を進めます。
餃子づくりはグループの域を超えてみんなで協力。真剣な表情で餃子を一つ一つ包みます。
完成した給食をみんなで一緒にいただきます。おかわりもあっという間になくなりました。
調理体験の終了後、認定証が一人ひとりに手渡されました。それぞれの頑張りを称える言葉が贈られ、子どもたちは誇らしげな表情を浮かべながら受け取っていました。
最後に、ローラ♡ファームさんからお土産のさつまいもを頂きました。

このほか、レクリエーションとして畑での一輪車競争や椅子取りゲームも実施され、大いに盛り上がりました。