函館「食」ニュース

専門学校生考案のメニューがホテルの朝食に
函館短期大学付設調理製菓専門学校の生徒2人が考案した「鍋」レシピが、函館国際ホテルの朝食メニューに採用されました。7月25日から宿泊客に提供されています。 函館国際ホテルの木村史能総料理長が同校の特別講師を務めていることから実現した企画で、生徒から応募があった18点の「鍋レシピ」の中から、同ホテル調理スタッフの審査を経て、調理師科2年の生徒2名が考案した味噌仕立ての「鰤(ぶり)鍋」と塩味の「鱈(たら)汁」の2品が選ばれました。 木村総料理長は、「鰤鍋」に箱館醸蔵「郷宝」の酒粕を、「鱈汁」にはするめを削った「いか節」を使うなど、生徒のレシピをアレンジ。当面の間、同ホテル朝食ビュッフェのメニューとして交互に提供する予定です。

時短要請に伴う支援金の支給について
注:このページの情報は、函館市を含む緊急事態宣言の「一般措置区域」内の飲食店経営者の方を対象として発信しております。 北海道全域を対象とした緊急事態宣言が8月27日に発出されたのに伴い、営業時間短縮などの要請に協力した飲食店等に道から支援金が支給されます。 ◎対象業種 札幌市を含む石狩管内、小樽市、旭川市以外の地域の下記に該当する事業者が対象となります。 (1)飲食店 ※宅配・テイクアウト専門店を除きます (2)遊興施設 ※キャバレー、カラオケボックス等で食品衛生法上における飲食店営業許可を受けている店舗 (3)結婚式場 ※食品衛生法上における飲食店営業許可を受けている結婚式場 ◎支援金を受ける条件 8月27日~9月12日の期間(遅くとも8月30日から)、下記に挙げる北海道の要請すべてに協力する必要があります。 (1)営業時間を5時~20時の間とする (2)酒類の提供(来店客による持ち込み含む)は、一定の要件(*)を満たしたうえで、11時から19時までとする (3)飲食を主な業としている店舗ではカラオケ設備を使用しない (4)業種別ガイドラインを守るなど、感染対策を実施する ※酒類提供の有無にかかわらず、従来から20時を超えて営業している店が対象となります *酒類を提供する際の「一定の要件」は下記の通りです ・同一グループの入店は原則4人以内 ・アクリル板等の設置(座席の間隔の確保) ・手指消毒の徹底 ・食事中以外のマスク着用の推奨 ・換気の徹底 ・新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)及び北海道コロナ通知システムの活用の呼びかけ ・滞在時間の制限(2時間程度を目安)などにより同時に多数の人が集まらないようにする ・店内では大声での会話を避けるよう注意喚起を行う(黙食~食事は静かに、会話はマスク~の実践) ・業務開始前に検温を行うなど従業員の体調確認を行う ◎支援金 1日1店舗あたり、下記の金額を支給します。 ●中小企業・個人事業者 ・1日の売上高が8万3333円以下の場合=2万5000円 ・1日の売上高が8万3333円を超え、25万円以下の場合=2万5000円~7万5000円(※1日の売上高の3割、1000円未満は切り上げ) ・1日の売上高が25万円を超える場合=7万5000円 ●大企業 1日あたり売上高の減少額に応じて最大20万円 ※「1日の売上高」は、2019年または2020年8~9月の売上高合計を61日で割った額とします ◎申請方法 電子申請・郵送で受付予定。決まり次第、北海道サイトで公表されます。 ◎注意事項 申請時には、要請に協力したことがわかる書類(写真やホームページの写しなど)や営業に必要な許可証の写しなどの提出が必要になる予定です。 ◎問い合わせ先 専用ダイヤル 011-350-7377(8:45~17:30)

縄文土器&中空土偶の「もなか皮」登場
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に合わせ、函館エリアの製菓団体が縄文土器と国宝「中空土偶」をイメージした「もなか皮」を製作しました。 縄文土器をモチーフにしたもなか皮は、5つの製菓団体で構成する函館スイーツ推進協議会が製作。おもにハンドディップアイスやソフトクリームのコーンとしての活用を想定しており、「和創菓ひとひら」(函館市)、「ジョリクレール」(北斗市)、「ナナイロ ファクトリー」(七飯町)などの加盟店で、このコーンを使った「縄文ソフト」「縄文アイス」を販売しています。 中空土偶の顔を再現したもなか皮は、同協議会の構成団体である北海道菓子工業組合函館支部の青年部が共同で製作しました。今後、同支部に所属する複数の和菓子店が「もなか」として商品化する予定です。

新規記事掲載のお知らせ
当サイトの「訪れてみたい市場・商店」と「料理人が作る私の函館料理」に、新規記事を掲載しました。ぜひご覧ください。 ■訪れてみたい市場・商店 久二野村水産 本通直営店 ■料理人が作る私の函館料理 ヴィシソワーズソースのそばスタ(レストラン箕輪/箕輪 圭祐)

飲食店などを対象とした「感染防止対策補助金」のご案内 (9/28更新)
飲食店や小売店など対面でサービスを提供する北海道内の事業者が感染防止対策強化のために備品を購入した際、北海道が7万5,000円を上限に購入費を補助する事業が始まりました。 ◎対象事業者 道内に店舗を有し、主たる業務において対面でサービスを提供する事業者(道内に本社・本店を有する中小法人、または道内に住所を有する個人事業者) ※飲食店、キッチンカー、小売店、学習塾、エステサロン、スポーツジムなど ※士業や卸売業は対象外 ◎対象経費 1.飛沫感染予防対策:アクリル板、防護スクリーン ※ビニールカーテンは対象外 2.接触感染予防対策:非接触体温計、サーモカメラ、非接触ソープディスペンサー、足踏み式消毒液スタンド、非接触消毒液ディスペンサー、非接触オーダーシステム 3.換気による感染予防対策:空気清浄機、サーキュレーター、換気扇、CO2センサー、網戸など ◎補助金額 1事業者7万5,000円を上限として、購入費の4分の3以内を補助 ◎申請方法 eラーニングを受講し、修了証を取得する必要があります。 ●eラーニング受講期間 1回目:2021年7月30日(金)~8月31日(火) 2回目:2021年9月1日(水)~10月31日(日)※期間が延長されました ※各回先着順での受付となり、各回の予定数に達した時点で締め切ります ◎申請受付期間 2021年11月30日(火)まで(消印有効)※期間が延長されました ◎問い合わせ先 飲食事業者等感染防止対策補助金事務局 011-330-8299(平日8:45~17:30) ※申請要件や申請方法などの詳細は、下記の関連リンクをご参照ください

【今のうちに、インバウンド対策】料理人向け無料講座のお知らせ
函館市は、世界で活躍する和食料理人から訪日外国人観光客への対応を学ぶ無料講座を8月26日に開きます。 コロナ禍が収束した暁には、再び各国から日本へ観光客が訪れます。 その時に、どうしたら函館を目的地に選んでもらえるか。 外国人は、日本の食に何を求めているのか。 どうすれば、より満足してもらえるのか。 石川県金沢市の料亭「日本料理 銭屋」二代目主人の髙木慎一朗さんが、講演と調理実演でこれらの疑問に答えます。 ◎開催日時 8月26日(木)14:00~16:00 ◎会場 函館短期大学付設調理製菓専門学校(函館市柏木町7-25) ◎対象 函館市内の料理人、飲食店経営者、飲食関連の起業を目指している方 ◎講師 髙木慎一朗氏 1970年石川県生まれ。16歳でNYの高校に1年間留学。大学卒業後、京都吉兆で修業。銭屋二代目主人就任後、海外の様々な料理学会に登壇し、日本料理に関する技法を紹介。また欧州や米国の調理師養成機関で講義を担当。海外の料理人の研修も受け入れている。ミシュランガイド北陸版では2016年、2021年とも2つ星を獲得。 ◎内容 講演「訪日観光客をもてなす料理人の役割とは」 調理実演……訪日客に応対するためのポイント解説 ◎受講料 無料 ◎定員 20名(先着順) ◎申し込み方法 電話 0138-86-7601(平日9:00~17:00) ※業務受託者 (株)シンプルウェイ ◎主催 函館市 (経済部食産業振興課)

「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテストの作品募集中
北海道農政事務所は、「受け継ぎたい北海道の食~そのおいしさ、技、食材の魅力~」をテーマとした動画コンテストを実施しています。 北海道の食文化の保護と継承を目的に、未来へ受け継いでいきたい料理や食材、その周りの人々やできごと、栽培・収穫の様子などを伝える動画を幅広く募集しています。個人・団体・企業など、誰でも応募できます。スマートフォンで撮影した動画も応募可能です。 応募締切は11月24日(必着)です。応募方法や動画の仕様などの詳細は、北海道農政事務所「和食・食文化」ページでご確認ください。

「道産食品オンライン個別商談会」参加事業者を募集しています
百貨店などのバイヤーとインターネットを介して話せる「道産食品オンライン個別商談会」が開催されます。 新型コロナウイルス感染症の影響で事業者やバイヤーが一堂に会する商談会が減少していることから、北海道や中小機構北海道本部などで構成する「食クラスター連携協議体」が企画しました。7月26日(月)まで、参加事業者を募集しています。DX時代の新しい商いの形に対応した、オンライン商談会に関する無料セミナーも事前に開催されます。 ◎開催日時 2021年8月18日(水)~25日(水)までの平日のうち、日程調整の上で決定 ◎開催方法 オンライン会議システムZoomを使用 ◎参加者 バイヤー:道内外スーパー、通販事業者、百貨店など 企業:道内生産者(道産品に限る) ◎参加費 無料。ただし、サンプル送付にかかる資材費・配送費などは事業者が負担 ◎申込方法 募集ページから参加申込書と商品情報シートをダウンロードし、7月26日(月)までに事務局に送付

野菜を使った簡単な料理レシピを募集しています
函館市の参加型イベント「はこだて市民健幸大学」は、我が家のおすすめレシピを募集する「ベジプラ!楽うまレシピコンテスト」を実施しています。9月30日(木)まで。 テーマは「野菜をメインに使い、簡単な調理でできる料理」です。 優秀作品には最大3万円の賞金をプレゼントするほか、レシピ動画を公式ホームページに掲載します。函館市内にお住まいの18歳以上の方ならどなたでも応募できます。 応募方法や審査基準などの詳細はこちらのページをご確認ください。

道南の食材を詰め込んだ「絵になる空弁」発売
函館・道南の食材ばかりを集めた期間限定の弁当「絵になる空弁~函館からのお便り~」が7月1日から函館空港で販売されています。 JALスカイ札幌の社員が「函館空港から道南のおいしい食材を詰め込んだ目玉となる空弁を作り、地域活性化につなげたい」と発案し、地元の企業や生産者の協力を得て企画・監修した弁当です。 駅弁で有名な森町・いかめし阿部商店が秘伝のたれとイカで炊き込んだ「いかめしおにぎり」をはじめ、七飯産「はこだて大沼牛」のステーキ、函館空港近くの大槻農園がミネラル豊富な土壌で育てた極太のアスパラガスなど、生産者自慢の食材が集まりました。 1日15食限定で、価格は1個1,000円。函館空港内にアトリエ兼ショップを構える風景画家・大西翔さんが描いた八幡坂の絵葉書が1枚付きます。9月30日まで、函館空港内2階搭乗者待合室内売店「ポルックス」と出発ロビー売店「ポルックス」で販売します。 ※アスパラガスの収穫状況により、販売期間が変更になる場合があります

新規記事掲載のお知らせ
当サイトの「旬食材」と「めざせ、食の仕事人」に、新規記事を掲載しました。ぜひご覧ください。 ■旬食材 いちご「はこだて恋いちご」 ■めざせ、食の仕事人 若手「食の仕事人」からのメッセージ シュウェットカカオ 長崎修丈さん

「郷宝」の酒粕・米ぬかを使った新商品続々と
道南地方に約35年ぶりに誕生した新たな酒蔵「箱館醸蔵」。日本酒造りの工程で出る福産物の米ぬかと酒粕を地元企業に無償で提供しており、飲食店や製菓事業者などを中心にさまざまな事業者がこれを使った新商品の開発に取り組んでいます。 函館国際ホテルは、箱館醸蔵の日本酒「郷宝」の酒粕と米ぬかを使った唐揚げを考案。北海道産若鶏のもも肉を秘伝のたれと酒粕に一晩漬け込み、米の中心部に近い「上白ぬか」を使った衣で揚げました。レストラン「アゼリア」で提供しています。 五島軒は、郷宝の酒粕をふんだんに使ったレアチーズケーキを開発。しっとりしたテリーヌ生地となめらかなレアチーズの2層のケーキで、レアチーズの中には郷宝に漬け込んだレーズンが隠れています。6月末までは予約制で直径12cmのホール販売のみとし、7月以降は各所にある五島軒の売店でも販売する予定です。 函館海鮮居酒屋魚まさは郷宝の酒粕を使った魚の西京漬けを提供しているほか、酒粕と函館牛乳を使ったカタラーナの開発に取り組んでいます。酒粕を使わないカタラーナはこれまでも提供していますが、酒粕を入れることで日本酒の華やかな香りが広がる大人のスイーツに。夏までに正式にメニューに加える予定としています。 箱館醸蔵「郷宝」についてはこちらもご覧ください。 道南の新たな酒蔵「箱館醸蔵」の日本酒「郷宝」一般販売開始

キラリス函館「チャレンジショップ」出店者募集のお知らせ
函館駅前の複合ビル「キラリス函館」の管理会社「NAアーバンデベロップメント」が、地下フロアのフードコート跡をチャレンジショップとして希望者に貸し出す取り組みを始めました。 出店料は、水道光熱費込みで売り上げの10%。フードコートで使用していた厨房設備や食器機材、座席などをそのまま使用でき、固定費用の負担はありません。複数店舗が同時に出店する場合は、厨房を共同で使う場合もあるとのこと。出店期間は1カ月単位で、営業時間は11時~22時の間で相談に応じるとしています。 現在は地元の製麺会社「日の出製麺」が出店し、自社の麺を使った塩ラーメンやそば・うどんを提供しています。キラリス函館の担当者は「再出発や新規出店のきっかけづくりのチャレンジショップとして、多くの人に利用していただければと」と呼び掛けています。 ◎問い合わせ先 NAアーバンデベロップメント 0138-23-1131(担当:アカヒラ)

函館朝市の13店で1,000円均一のランチ提供スタート
函館朝市の飲食店が期間限定で1,000円のメニューを提供する企画「千満ランチ」が6月7日(月)にスタートしました。 函館朝市協同組合連合会加盟の飲食店のうち13店舗が、「市民に手頃な値段で朝市のご飯を食べてほしい」との思いを込めて、自慢のメニューを用意。旬の朝獲れイカを使ったイカ刺し定食、ラーメンと海鮮丼のセット、シーフードパスタなど、函館朝市らしいメニューがそろいます。 函館朝市の店舗などで使えるスマホ決済「サポートペイ」で支払うと、決済金額の10%がポイント還元されるほか、朝市の駐車場2カ所が1時間無料となります。あわせて、函館朝市の飲食店・物販店49店舗でワンコインセールを開催。その場で飲食できるテイクアウト商品やみやげ品などを、500円以内で販売します。 千満ランチ、ワンコインセールとも7月9日(金)まで。詳しい内容が載ったチラシは函館朝市ホームページから閲覧できます。

健康メニューを提供する飲食店を募集しています
函館市は、健康に配慮した2種類のメニューを提供する飲食店を募集しています。条件を満たす店を「市民の健康を応援する店」としてインターネットで紹介しています。 ◎応募要件 「はこだて健幸応援店“スマートバランスレストラン”」の登録店で、下記の2種類のメニューを通常メニューとしていずれも提供できることが必要です。 1.はこスマセット 主食・主菜・副菜がそろっていて、健康に配慮したポイントがあるメニュー 2.ベジプラ!楽うまレシピメニュー 野菜をメインに簡単な調理で作れる料理 ※「はこだて健幸応援店“スマートバランスレストラン”」登録については、こちらの記事をご覧ください ◎応募方法 函館市が定める書式に「はこスマセット」の内容と「べジプラ!楽うまレシピメニュー」のレシピを記入し、提出してください。届出書類は函館市保健福祉部健康増進課「函館市の食育|はこだて健幸応援店“スマートバランスレストラン”」のページからダウンロードできます。 ◎市民への周知 はこだて市民健幸大学ホームページで、「はこスマセット」「ベジプラ!楽うまレシピメニュー」を提供する店を紹介します。料理の写真や、「楽うまレシピ」も掲載します。6月4日現在、17店舗が掲載されています。