函館「食」ニュース

函館市のアンテナショップの新WEBサイト公開。SNS発信も!
函館市が東京都内で展開しているアンテナショップ(函館市公式ショップ)のWEBサイトがリニューアルしました。函館市公式ショップ「函館もってきました。」は、東京駅近くのビジネス街にある「ローソン京橋駅前店」と、高級住宅街に隣接する「ローソン世田谷奥沢五丁目店」の2店舗。店内の特設コーナーに函館の物産品を取り揃え、観光パンフレットの配布なども行っています。 2019年3月末から公開中の新しいWEBサイトでは、店舗の紹介やセールの情報、新規取扱商品の紹介などを掲載。売れ筋商品ランキングは毎月更新されます。また、函館市および近郊の業者向けに、商品のテスト販売募集の要綱も掲載されています。 さらに、公式SNS(Facebook、Twitter、Instagram)との連動もスタートし、よりタイムリーに函館情報を発信しています。

美食の街・函館が「EXILE TRIBE 男旅」に登場!
人気ダンス&ボーカルユニットEXILE TRIBEのメンバーが、故郷・北海道の魅力を伝えるバラエティ番組「EXILE TRIBE 男旅」。このたび、美食の街・函館を訪ね歩いた模様が、2019年4月6日から数回にわたって放送されます。 「EXILE TRIBE 男旅」は、EXILE TRIBE(人気グループ「EXILE」を中心とするアーティスト集団)の北海道出身メンバーたちが、道内各地を訪ね歩き、まちづくりの取り組みなどを紹介する、UHB(北海道文化放送)の人気番組です。函館では、EXILE SHOKICHIさんと青柳翔さんが、函館でバル街や世界料理学会を主宰するスペイン料理店「バスク」のオーナーシェフ深谷宏治さんの元を訪ね、深谷さんと共に中島廉売や男性だけの料理俱楽部「ソシエダ港の庵」などを巡ります。 なお、放送は北海道内のみとなります。 「EXLIE TRIBE 男旅」暮らすように旅する函館① 2019年4月6日(土)17:00~17:30 UHB(北海道文化放送)で放送(北海道内のみ)

函館真昆布を風味づけに用いたクラフトジン誕生
カクテルの材料などに使われるジンは、独特の香りとキリッとした味わいが特徴の蒸留酒です。 近年は、その土地ならではの特色ある素材を用いて風味づけするなど、強いこだわりを持って造られる「クラフトジン」が各地で誕生し、注目を集めています。 このたび、札幌市南区にある「紅櫻蒸溜所」(北海道自由ウヰスキー株式会社)が、2019年春の限定商品として、桜の風味で春を表現した「クラフトジン9148 0396」を製造。風味づけの素材の一つに、函館真昆布が採用されました。紅櫻蒸溜所は、2018年4月に稼働をはじめた北海道初のクラフトジン製造施設で、その製品は既に国内外で高い評価を受けています。「クラフトジン9148 0396」には、スタンダードな香草類に加えて、桜の花や葉、さらには北海道産の原料として、函館真昆布、干し椎茸、切り干し大根が使われています。できあがったジンはほんのり桜色で、ボトルの中には一輪の八重桜の花が落とされています。函館真昆布のPR担当者は、「すぐに函館真昆布の風味がはっきりと分かるものではないが、一般的なドライジンに比べ、桜をはじめ様々な素材の香りが重層的に感じられ、味わいに深みを感じます」との感想。北海道内の酒店やスーパーなどで販売中ですので、ぜひ一度、お試しください。 アルコール分45%、700ml入り、1本4,860円(税込)。函館市内では、越前屋商店(万代町16-25 Tel 0138-41-0071)で購入可能。

「料理人の卵」を育てる吉田徹さんインタビュー
吉田徹さんは、函館短期大学付設調理製菓専門学校で西洋料理の教鞭を執り、これまでさまざまな現場で活躍する数多くの料理人たちを育ててきました。いわば「料理人(調理師)の卵」を育てる料理人です。また、行政や生産者、企業などと協力し、地域の食材を用いた新たなレシピや商品の開発にも精力的に取り組んでいます。吉田さんに、ご自身の経験や、食の街・函館の魅力を高めていくためのアイディアについて伺いました。 ■ 料理人を目指して東京へ 料理人になりたいと思ったのは、中学の頃でした。函館水産高校では、授業でスモークサーモンやクジラベーコンを美味しく作ることに没頭しました。函館短期大学に進み、栄養士の免許を取ったのですが、同時に夜間部の調理師学校にも通いました。そこで洋食を教えてくれた塚本政衛先生と一緒に青函連絡船に乗り、上京。上野の「東洋軒」という老舗の宴会場に着いたら、そのまま店に置いていかれて、仕事を始めることになりました。その日、自分の寝場所までどうやって帰ったかも分からないほどで、慌ただしく料理人の人生がスタートしました。 ■ 東京での経験 最初は食材を洗ったり、皿洗いの毎日。当時の調理場はまだ徒弟制ですから、とにかく厳しかった。日本屈指のトップシェフのひとりである当時の料理部門のチーフが、ある日、夜食の賄い料理に天ぷらそばを作ってくれましたが、その美味しさに仰天。一流の職人とはすごいものだと感心し、自分もそうなりたいとあらためて思い、憧れの職人の姿を追いかけることで仕事を続けることができました。忙しい日々のなか、自分を試すチャンスは料理コンクールでした。1987年、「ピエール・テタンジェ国際料理賞コンクール」日本予選では、約270人の応募者の中から、わずか10人の実技審査を受けることができました。 ■ 帰郷、そして「料理人の卵」を育てる立場に 青函博(青函トンネル開通記念博覧会)の前年、37歳の時ですが、函館駅前(現在のフォーポイント・バイ・シェラトン函館の場所)に「函館ハーバービューホテル」が開業したのを機に帰郷し、レストラン部門の料理長の職を得ました。東京での経験から自信はあったのですが、函館ではどういうものが好まれるのかが気になり、当時はいろいろな店の食べ歩きもしました。数年経ってレストランが軌道に乗った頃、母校である調理師学校から外部講師の依頼があり、生徒たちに西洋料理を教えに行くようになりました。当時は、テレビで「料理の鉄人」や「料理天国」といった番組が人気で、生徒はとにかく多かった。授業には定員以上の生徒がいるようなこともありました。 ■ 今の「料理人の卵」の気質とは? 今は昔に比べて、おとなしい生徒が多い。昔は、「いつまでも人に指示されて料理を作るのではなく、自分の考えた料理を提供し、お客様を満足させたい。だからシェフを目指す。」という風潮でしたが、今はどちらかというと、休暇、給料、勤務時間など待遇がしっかりと決まっている職場を望む傾向があります。就職の選択肢があり、かつ情報も多いので、どこにしたらよいのかをなかなか決められないのも今の特徴です。一方で、「ジョエル・ロブション」や「東京會舘」「グランドハイアット東京」など超一流を狙って、実際にそこに進む生徒もいます。 ■ 「食の街・函館」の魅力を高めるためには? これから料理を仕事にする人たちが夢を持てる食の街であることが大事。そのために、迎賓館のようなものを作ってみたいという夢を持っています。街にとって大事なお客様をもてなすために、語学が堪能な人に関わってもらい、第一級のサービスを提供する施設です。そこでは、料理人や生産者の名前をしっかりと掲げることが必要。フランス大統領のエリゼ宮での美食外交が有名です。函館には美しい四季が感じられる名勝「香雪園」もあり、そういう施設を利用するのもよいですね。料理人たちは、それに携わるためのステップを上がっていくために、勉強したり、精進したりします。夢のような話ですが、函館にはそうしたことを実現するための素材は揃っていると思っています。 「生徒たちには、調理のみならず、料理人の生き方を教えたい。」と吉田さん。親身さゆえの厳しさも時折のぞかせます。 函館短期大学付設調理製菓専門学校では、毎年「学校祭 味まつり」「食彩感謝祭」など市民向けに料理を提供する催しがあり、お手製の西洋料理の惣菜類が大好評です。 吉田さんは、がごめ昆布料理研究の第一人者。がごめ昆布の粘り成分を抽出し、ところてん状に固めたものを考案し、「函館がごめの雫」として商品化しました。近年、ところてんよりも柔らかいものを作ろうと配合を工夫し、「がごめ昆布のゼリー」を試作しています。 専門学校では、道南地方での漁業の厄介者であるサメを食資源として有効活用しようと、青森市のサメ専門業者「田向商店」などと共にレシピ開発を行っています。吉田さんは、サメの洋風すり身を使った「アブラツノザメのクネル チーズ風味」を考案。 吉田徹 1950年、函館市志海苔町(旧銭亀沢村)生まれ。函館短期大学食物栄養科、同大学付設の調理師学校の夜間部を卒業。「東洋軒」(東京)に17年間勤務し、西洋料理を担当。1987年に帰郷し、「函館ハーバービューホテル」のレストラン料理長に。同時に、函館短期大学付設調理専門学校で後進の指導を始め、2004年、教頭(調理実習・調理理論担当)に就任。社団法人日本エスコフィエ協会会員。

春の函館のお楽しみ、3つのバルイベント
複数の飲食店を気軽に巡ることができて、ほろ酔い気分で街歩きを楽しめる「バルイベント」。いまでは全国各地で開催されていますが、その発祥は、函館で2004年に始まった「函館西部地区バル街」です。 函館では市民に定着して人気が高いバルイベント、観光で訪れるかたにも、ぜひ知ってもらいたい催しです。2019年の春には、3つのイベントがそろって開催されるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。各イベントの詳細は下記をご覧ください。 大門バル 2019年3月29日(金)17:00~22:00開催 函館駅前の繁華街・大門地区にある、「ひかりの屋台 大門横丁」や、周辺の飲食店など50店程度が参加。各店で、500円のワンコインであらかじめ決められた料理とお酒のセットが楽しめるので、誰でも気軽に参加できます。年4回程度開催。参加店でスタンプを集めると、豪華景品が当たるチャンスも。 五稜郭バル 2019年4月14日(日)16:00~23:00開催(前売りチケット販売中) 1冊5枚つづりのチケット制。今回が11回目の開催で、市電「五稜郭公園前」電停を中心にした繁華街・本町地区の飲食店37店が参加。和食、焼肉、焼き鳥、居酒屋、バー、イタリアン、エスニックなど多彩なラインナップが魅力です。参加者が投票でナンバーワンのピンチョス(おつまみ)を決める「P-1グランプリ」にも注目。 函館西部地区バル街 2019年4月19日(金)14:00~24:00開催(前売りチケット販売中) 毎年春と秋に開催し、今回が31回目。教会群や和洋折衷の歴史的な建物が見られる西部地区で、2019年春は71店が参加。1冊5枚つづりのチケット制。参加者には生ハムやワインが振る舞われ、音楽ライブなども楽しめます。函館を代表する観光スポットとあって、近年では観光で訪れるかたからも注目されています。

「料理人が作る私の函館料理」に4人の料理人が登場
当サイトの人気コーナー「料理人が作る私の函館料理」に、4人の料理人が新規登場。地元の食材を使ったオリジナリティあふれる料理をご紹介しています。 そのほか、「旬食材」「訪ねてみたい市場・商店」の各コーナーにも新記事を追加しました。ぜひご覧ください。 「料理人が作る私の函館料理」 ■ ブリのマリネグリルと大根の昆布コンソメ煮 レストランnana-papa 池田 洋二 ■ おぐに和牛のステーキ 塩わさびおろしとマスタード 二代目 佐平次 山形 智 ■ はこだて寿司 幸寿司(こうずし) 玉谷 光市 ■ オマール海老とサーモン、近郊野菜のモザイク造り センティール・ラ・セゾン函館山 片桐 正史 「旬食材」 ■ ごっこ 「訪ねてみたい市場・商店」 ■坂井鮮魚店(ヤマサ坂井商店)

ロシアの伝統的家庭料理を楽しむ「ピロシキ博2019」レポート
いち早く海外に門戸を開いた函館では、ロシア艦船の来港や、ロシア領事館の設置などをきっかけに、ロシア料理の製法が幕末期に伝えられました。こうした歴史をもつ函館で、ピロシキを食べながらロシアとの交流などに触れるイベント「ピロシキ博2019」が、3月10日にレストラン五島軒で開催されました。ピロシキはロシアの伝統的家庭料理で、パン生地の中に肉などの具材を詰め、揚げたり、焼いたりして作られるもの。この催しは函館の新ご当地グルメ「はこだて焼きピロシキ」の販売店でつくる「ソユーズはこだて焼きピロシキ」が主催し、今回が初開催。函館市民ら約120人が参加しました。 参加者は、ピロシキとともに、ロシア伝統のスープ「ボルシチ」などを味わいながら、様々な催しを楽しみました。函館における明治期からのロシア料理に関するトークショーを皮切りに、ピロシキの伝来を紹介する創作劇や、ロシア極東連邦総合大学函館校や函館西高等学校の学生たちによる「はこだて焼きピロシキ」誕生秘話の紹介、創作ピロシキのアイディアコンクールなど、盛りだくさんな内容。会場は大盛況でした。 【はこだて焼きピロシキ】 日本でみられるピロシキは、具材を詰めたパン生地を「揚げ」て調理するものが多いなかで、「はこだて焼きピロシキ」は本場ロシアのスタイル、「焼き」製法で作られます。2017年に考案され、地元産の食材を用いた、具だくさんのピロシキです。市内6店舗で、それぞれのオリジナルピロシキを販売中。 冒頭のトークショーでは、主催した「ソユーズはこだて焼きピロシキ」代表の北見伸子さんと、「五島軒」代表取締役社長の若山直さんが、函館とロシアとの深い関わりや、「ピロシキ博」開催に至る経緯などを語りました。 史実をもとにした創作劇では、幕末にロシアの人たちが函館にやってきたことや、ロシア料理を出すレストランが出来た経緯など、様々なエピソードを紹介。ユニークな内容に、会場は笑いに包まれます。 ピロシキとともに、ボルシチや、ピロシキに合わせたスープも提供。幕末期の函館にあった「ロシア病院」で、滋養を高めるために市民に振る舞われたといわれる、ニラと卵が入ったスープも再現されました。 参加者には、「はこだて焼きピロシキ」の中から1個と、「揚げピロシキ」1個を配布。各テーブルでは、お好みのスープとともに2種のピロシキを食べ比べ、歓談する姿がみられました。

東京で函館食材に舌鼓。「Local Food Labo」3/10開催
2019年3月10日(日)、「東京表参道に一夜限りの小さな函館が出現」と銘打った、函館とその近郊の食材を使った料理を楽しむ催し「Local Food Labo #2 in Tokyo」が開催されます。主催の「SPICE」を運営する加藤李子さんと藤田佳子さんは、函館出身で東京在住。「地域と東京を結ぶ」をコンセプトに掲げて、イベントの企画運営などを展開しています。 これまで、函館のコミュニティスペース「港の庵」で、全国のクラフトビールと旬の食材を使った料理を楽しむイベント「Local Food Labo in Hakodate」を2018年11月に開催。今回は第2弾として、東京で開催します。 当日は両人による函館の魅力をアピールするプレゼンテーションに続き、“旅する料理人”三上奈緒さんが函館食材を使った料理を提供。函館のクラフトビールなども楽しめます。 「Local Food Labo #2 in Tokyo」 主催:SPICE(スパイス) 日時: 2019年3月10日(日) 19:00~22:00 フードラストオーダー21:00 ドリンクラストオーダー21:30 会場: Higuma Doughnuts × Coffee Wrights 表参道(東京都渋谷区神宮前4-9-13) 参加費:4,000円(食事代込み、ドリンク代別) 申込み:Facebookイベントページから『参加』ボタンをクリック、またはPeatixより 問合せ:SPICE Email all@spice-jp.com / TEL 090-2404-3235

ご当地ビアカクテルの「函館ガラビー」、提供店拡大中!
函館では、ご当地ビアカクテル「函館ガラビー」を提供する飲食店が続々増えています。函館ガラビーは、ガラナ飲料と生ビールを4:6で割ったもの。ガラナ飲料は函館近郊の七飯町で製造される株式会社小原の「コアップガラナ」を使います。ガラナ独特の香りと甘みでビールの苦みが抑えられ、アルコール分も低めで、ビールが苦手な方にもおすすめ。パーティーの盛り上げなどに一役買い、観光客にも人気です。 函館ガラビーは、2016年に髙野信子さん(函館フーズプランニング代表取締役)がシャンディーガフ(ジンジャーエールを使ったビアカクテル)を参考に考案。高野さんが経営する居酒屋「魚まさ函館五稜郭総本店」(函館市本町)で提供したところ、観光客にも好評だったことから、「函館のソウルフードになれば」と、ガラナ飲料を製造する株式会社小原と主要ビールメーカー4社などが協力。その後、提供店舗を増やしてきました。 2018年5月には、飲食店80店舗で函館ガラビー協会(代表:髙野信子)を設立し、広告媒体の制作や新規提供店の開拓、試飲会の開催などを行っています。「観光で訪れるお客さんに飲んでもらい、函館を思い出してリピートしてもらえるような飲み物にしたい。飲食店が協力して函館の盛り上げに一役買えれば」と髙野さん。現在、函館・道南の飲食店約100店ほどで提供中。ぜひ御賞味を。 【ガラナ飲料】 ガラナ飲料とは、ブラジルアマゾン川流域で採れるガラナという木の実から抽出されるエキスを配合して作られた、コーラに似た飲料です。1950年代、大手メーカーのコーラ飲料が日本に上陸して流行した際、これに対抗して全国の中小飲料メーカーが開発し、統一銘柄で製造を始めました。函館の隣町、七飯町に工場を持つ株式会社小原が、函館近郊の名峰、横津岳の天然水とジャガイモを主原料とする果糖ブドウ糖を使って製造しています。時代が移り変わり、各社がガラナ飲料の製造を止めていくなかで、小原ではこれを息長く作り続け、人気商品に育ててきました。誕生からすでの60年もの歴史を持つ「コアップガラナ」は、今も函館・道南で愛されています。 提供店舗では、ステッカーやポスターなどで、積極的に「函館ガラビー」をアピール。 コアップガラナは函館土産としても人気の高い炭酸飲料。ペットボトル入りのほか、クラシックな姿のワンウェイ瓶も好評です。 大沼公園にある「ブロイハウス大沼」では、建物内で醸造される人気の地ビール「大沼ビール」を使った函館ガラビーを提供中。

函館・道南の食の魅力が大集結!はこだてFOODフェスタ2/23・24開催
2019年2月23日(土)~24日(日)、函館アリーナにて、「はこだてFOODフェスタ」が開催されます。昨年は2日間で2万1500人が来場し、冬のグルメイベントとして地元での認知度が高まっている催しです。 会場となる函館アリーナには、海鮮丼・塩ラーメンなど函館の食の特色を表現するテーマブース、海産物や農産品、パンやスイーツなどの加工品を販売するマルシェブース、函館・道南の食材を使用した料理を提供する飲食ブース、市内学生が自慢の逸品を販売する限定販売ブース、協賛・協力企業によるPRブースの、全58ブースが出店。飲食席スペースも設けられており、各ブースで購入した料理や商品をお楽しみいただけます。 また、キッチンステージではシェフの実演調理や料理教室などを実施(各回、数量限定の試食あり)。メインステージではほぼ毎時間、吹奏楽やジャズ、ダンスパフォーマンスなどが行われるので、外の寒さを忘れて一日、ゆっくりと会場で過ごすのもお勧めです。 同時開催の「ママズパーティ」は、子どもやママ向けのグッズ販売や、革小物作りなどのワークショップ、アロママッサージ、カラーセラピーなどのサービスを提供。また、メインステージにて、がんばるママを褒めよう!という想いから誕生した「ママデミー賞」の発表が行われます。 当日、函館アリーナ駐車場は大変混雑することが想定され、公共交通機関での来場をお勧めしています。車でお越しの方は、函館競輪場北駐車場臨時駐車場として利用可能で、往復の無料シャトルバスが約30分間隔で運行します。 はこだてFOODフェスタ 日時:2019年2月23日(土)11:00~20:00、2月24日(日)10:00~17:00 会場:函館アリーナ 入場無料 問合せ:函館市経済部食産業振興課 TEL0138-21-3314 主催:はこだてフードフェスタ実行委員会

世界的グルメガイドGault & Millau(ゴ・エ・ミヨ)日本版に「鮨処 木はら」掲載
「Gauit & Millau(ゴ・エ・ミヨ)」は、フランス発のレストランガイドです。約50年の歴史をもち、世界23カ国のガイドが出版されています。2016年には日本版がスタート。このたび出版された2019年版では、対象地域に北海道が追加され、東京を含む11の地域から約500店が掲載されました。。北海道からは53店の選出。函館・道南では「鮨処 木はら」が20点満点中14点を獲得し、「料理人の個性を感じるレストラン」の一店として唯一紹介されています。

はこだて国際科学祭は「食」がテーマ。1/26にキックオフイベント
毎年夏に函館市で開催される「はこだて国際科学祭」は、講演会、サイエンスショー、テーマトーク、展示、実験教室など、科学にまつわる様々なプログラムが市内各所で行われるロングランイベント。これに先立ち、「科学祭2019キックオフ」が2019年1月26日(土)に開催されます。 はこだて国際科学祭は2009年に始まり、「環境」「食」「健康」の3つのいずれかをテーマに開催。2019年のテーマは「食」です。 キックオフイベントでは、「食」に関わる活動をする人たちや、科学祭に関わるメンバーからの話題提供、今年の開催に向けてのアイデアなどを集約するためのワークショップが行われます。興味のある方は、当日会場での参加申込みも受け付けますが、準備の都合上、できるだけ事前に参加連絡を。 科学祭2019キックオフ 日時:2019年1月26日(土)14:00~17:00 会場:シエスタハコダテ4F Gスクエア (函館市本町24-1 市電「五稜郭公園前」電停下車 徒歩1分) 対象:はこだて国際科学祭に関心を持つ方、地域イベントを通した人づくり・まちづくりに関心のある方 ※ 科学祭に参加したことがない方も歓迎 申込み・問合せ: サイエンス・サポート函館事務局(公立はこだて未来大学内) TEL 0138-34-6527(平日9~17時) メール info@sciencefestival.jp (当日、会場での申込みも可)

函館に「塩ラーメンタクシー」誕生。1/12から運行開始
2019年1月、函館のご当地タクシー「函館塩ラーメンタクシー」が誕生しました。ご当地タクシーは、各地の名産品などをタクシーの「行灯(あんどん)」に取り入れて街なかを走り、観光客などにアピールしようという取り組み。全国の10社を超えるタクシー事業者が運行していて、青森県のアップルパイタクシー、香川県のうどんタクシーなどが有名です。 函館タクシーが運行する函館塩ラーメンタクシーは、人気ラーメン店「ラーメン満龍 深堀店」が提供する、特製塩ラーメンがモチーフ。チャーシュー、なると、メンマなどを忠実に再現し、後部座席のシートカバーにも塩ラーメンをデザイン。また、函館のラーメン情報誌なども常備します。 現在は1台での運行で、予約が入ると出動。ドライバーは、ラーメンをはじめとする函館観光に詳しい「はこだて検定」の合格者で、おすすめのラーメン店を案内するほか、観光名所の説明も受けられます。 2019年1月12日には「函館塩ラーメンタクシー」がお披露目され、函館出身の歌手で「愛しの塩ラーメン」を歌う暁月めぐみさんと、「ラーメン満龍 深堀店」店主が運行開始をアピールしました。

函館スイーツ推進協議会PR誌「KA・NO・KA」第3号刊行
函館・道南の菓子やパンにまつわる話題を紹介するPR誌「KA・NO・KA」の第3号が刊行されました。「KA・NO・KA」は2017年3月に創刊。函館洋菓子協会・北海道菓子工業会函館支部・道南製パン組合・函館市などで組織する函館スイーツ推進協議会が発行しています。 今号の特集は「珈琲×菓子。」と題し、珈琲と相性の抜群の洋生菓子の写真が誌面を飾ります。記事では、北海道最古参の老舗珈琲店で、「美鈴コーヒー」として全国に知られる函館の美鈴商事株式会社を紹介。戦後すぐに函館・大門地区に直営店を構え、コーヒーを函館から全国へと広げていった様々なエピソードや、開店当時の写真なども掲載しています。 1万部発行、棒二森屋はこだてスイーツ&Caféコーナー(2019年1月31日で閉店)、函館市観光案内所(JR函館駅)ほかで無料配布中。ウェブ上でも読むことができます。 【主な配布場所】 棒二森屋はこだてスイーツ&Caféコーナー(1/31まで)、函館市観光案内所(JR函館駅)、元町観光案内所(元町公園)、函館空港、五稜郭タワーほか主要な観光施設、協議会加盟の菓子店・パン店

小川達也さん、若手料理人のコンクール(西洋料理部門)で函館市長賞
全日本司厨士協会函館支部と日本中国料理協会函館支部が主催する「青年部料理コンクール」西洋料理部門で、函館国際ホテルの小川達也さんが最優秀の函館市長賞を受賞しました。小川さんは函館近郊の森町出身。現在26歳。森高校では専門的な調理実習の授業もあり、料理に興味を持ち、札幌ベルエポック製菓調理専門学校に進学。卒業後、函館国際ホテルで洋食料理人の道を歩み始めました。入社して6年。ホテル改築工事中の10ヶ月間は、リーガロイヤルホテル京都で研修を受けてきました。現在は、2018年9月にリニューアルオープンしたレストラン「アゼリア」洋食部門の中堅として活躍中です。 同コンクールへの応募は5回目。今回、同じ職場の先輩である五島光さんとともに、中国料理と西洋料理の最高賞をダブル受賞となりました。「ブリの臭みを感じさせない料理にするために、コンクールの本番まで試行錯誤を重ねました。」「初めての最高賞受賞で本当に嬉しいです。ホテルも改築で新館が完成し、12月にグランドオープンしました。気持ちを新たにして頑張ります」と笑顔を見せてくれました。 このコンクールは、毎年11月に開催される「郷土料理発表会」と合わせて実施され、西洋料理と中国料理、両ジャンルの若手料理人の登竜門となっています。今回はブリと海藻を用いた料理で、西洋料理6人、中国料理8人が腕を競い合いました。 なお、このコンクールの受賞料理の一部は、函館国際ホテル1階レストラン「アゼリア」で、「第33回郷土料理発表会 受賞記念コース フレンチ」(税込2,800円)として2019年1月末まで味わうことができます(詳細はこちらです)。 小川さんの受賞作はオードブルの3品。「ブリのオレンジマリネ、エピスが香るビスコッティ添え」「ブリと大根の洋風タルタル」「ブリとガゴメのトリュフ入りカクテルゼリー」 「朝食がおいしいホテル」として全国的にも知られる函館国際ホテル。小川さんがオープンキッチンでの調理を担当することも。目の前で焼き上げるオムレツは絶品。 函館国際ホテル アゼリア 所在地 函館市大手町5-10 電話番号 0138-23-8755 営業時間 6:30~10:00(LO9:30) 11:30~15:00(LO14:30) 17:00~21:00(LO20:30) 定休日 なし 公式HP 函館国際ホテル