函館「食」ニュース

函館・道南の和菓子を特集、「peeps hakodate」52号配付中
函館蔦屋書店が発行するフリーローカルマガジン「peeps hakodate(ピープス函館)」第52号(2018年3月刊)では、「おいしい和菓子」と題して、函館・道南の和菓子の特集を掲載。各店でつくられる春の上生菓子の美しい写真が誌面を飾り、和菓子店や菓子職人の方々の紹介記事が並びます。さらには、老舗の菓子材料問屋の話題や、和菓子に欠かせない豆に関する話など、興味深い内容が満載です。 「peeps hakodate」は、函館蔦屋書店のほか、市内および近郊の設置協力店等で、無料配布されています。前号は中華料理特集(2018年2月刊 第51号)、過去には寿司特集(2016年2月刊 第27号)、洋食店特集(2016年11月刊 第36号)など、料理にまつわる特集号も多数。バックナンバーの閲覧は函館市中央図書館などで。 一部、インターネットでの販売もあります。

3/23開催、函館駅前繁華街で飲み・食べ歩きイベント「大門バル」
函館駅前の繁華街・大門地区の飲み歩き、食べ歩きイベント「大門バル」が、2018年3月23日(金)に開催されます。「大門バル」は、屋台村「大門横丁」店舗などの参加店を自由に巡り、はしご酒を楽しむイベントです。今回が46回目となり、北海道新幹線開業2周年を祝っての開催です。事前のチケット購入などは不要で、46店の参加店を巡って、ワンコイン500円で1ドリンク・1フードを楽しむことができます。5店巡ってスタンプを集めるとその場で豪華景品が当たるスタンプラリーも実施。函館市民も観光のお客様も、気軽に参加できる「大門バル」を楽しんでみませんか? 日時:2018年3月23日(金曜日)17:00~22:00(店舗ごとに営業時間が異なります) 参加店:花もめん、アジアンキッチンチェーズ、かねなか、串金、函館ホルモン、ことぶき亭、BAR 1096、龍鳳、金家、光味亭、大謀、わびすけ、孝房、南風食堂、箱舘バル、ラーメンたつみ、酒肴、ラムジン、いか家、雑魚亭、くらぶはうす、ヤマタイチ、桜、柏や、らぶべっと、はこいち漁港、赤ちょうちん高砂通店、ホテルテトラ函館駅前、手打ち蕎麦酒房 長月、マルハ商店、津軽屋食堂、さかえ寿し高砂通り店、CAFÉ&BAR LYCORIS、スナック栄華、根ぼっけ、くあふぉり、CAMP5、松風グルカ、mori’s カフェ、焼き鳥けいちゃん、すし居酒屋ひろ笑、ラーメン専科 笑てん、カクテルスナック アトム、アガシの店、やきとり居酒屋ひろみ、ホワイトビートルズ 参加費:各店にて500円(税込)で1ドリンク・1フード提供 主催:(株)はこだてティーエムオー、大門ハイカラクラブ 問い合わせ:(株)はこだてティーエムオー(0138-24-0033)

道南産米を青森県弘前市で醸した日本酒「巴桜」、春には新酒が登場
日本酒「巴桜(ともえざくら)」は、北海道新幹線開業を機に、函館市と青森県弘前市との交流の中から生まれた酒。函館市の立蔵義春氏が丹精込めて育て上げた道南産酒造好適米「吟風」を原料にして、代表銘柄「じょっぱり」で知られる弘前市の「六花(ろっか)酒造株式会社」で醸造されています。巴桜の3回目の酒造りとなる2017年度は、2018年1月5日から仕込みが始まり、このたび2月16日に搾(しぼ)り作業が一昼夜かけて行われました。現在、貯蔵庫内で熟成中で、4月中旬には新酒として出荷されます。 巴桜は純米大吟醸の原酒。精米率40%(米一粒の60%を研ぎ磨いて、中心部分の40%だけを使用)で醸し、醸造アルコールや糖類を添加せず、かつ搾った後には水を加えることなく、原酒のまま瓶詰めされます。りんごを思わせる果実のような香りが立ち、口当たりは非常にやわらかながら、豊かなコクが感じられる濃醇なお酒です。 巴桜の名前は、函館港が「巴」の形に似ていることから函館のシンボルとされる「巴」と、日本有数の桜の名所として知られる弘前公園の「桜」を合わせたもので、二つの地域の架け橋に……という願いが込められたものです。企画した六花酒造営業部課長の相馬幸治さんは、「函館・道南地方では、長らく青森県の酒が地元の酒のように愛飲されていたけれど、やはり地元のお酒が欲しいとよく聞いていました。新幹線開業をご縁に『巴桜』を商品化できたことで、函館の人たちや観光客にとっても、より身近に感じてもらえる地酒を造ることができたのでは」と話し、出来映えにも自信ありと語ってくれました。2017年度の新酒は、2018年4月中旬から出荷され、函館市内の酒類販売店、スーパーなどの店頭に並ぶ予定です。720ml瓶のみ販売、税込3,240円。 六花酒造ではこのほか、函館近郊の江差町で栽培された「吟風」で作る純米吟醸酒「蝦夷山海(えぞさんかい)」や、北海道の旧銘柄米「マツマエ」を用いた特別純米酒「ガスバリ」も醸造しています。 六花酒造は、弘前市内に6つある蔵元のひとつ。3つの古い蔵元が合併して1972(昭和47)年にできた会社です。300年前、江戸時代に創業した造り酒屋がそのルーツ。現在、青森県下で2番目の醸造量を誇ります。 巴桜の醸造責任者で、製造部長の河合貴弘さん。酒造りは古くから、杜氏(とうじ)とよばれる責任者を中心に様々な工程が分業で行われるもので、普段は農業を営み、農閑期だけ蔵元で酒造りに携わる専門集団がその仕事を担っていました。現在は通年で酒造りや品質管理を行うために通年雇用が一般的になり、社内で人材育成したり、経営者自身が醸造を指揮監督する形に変化してきているそうです。 温度や湿度を最適にした麹室(こうじむろ)で、蒸した米に麹菌を振って混ぜ合わせ、麹を造る作業。酒造りの善し悪しを決める最も重要な工程です。(写真提供:六花酒造) 日本酒造りは、麹菌による米の糖化と、酵母によるアルコール発酵が同時に行われるのが大きな特徴です。タンクの中には、酒母(酵母が培養した液体)が入れられ、麹、蒸米、水を数回に分けて加えていきます。徹底した管理のもとで糖化・発酵が進んで熟成し、醪(もろみ)が出来上がります。 巴桜の搾りは、醪を「酒袋」と呼ばれる大きな布袋に入れて吊るし、醪の重さでゆっくりと滴り落ちる原酒を瓶に集めます。高級酒を造る際に用いられる方法で、「袋取り」「斗瓶(とびん)取り」といわれています。 搾った原酒は、斗瓶(18リットル瓶)におさめられ、暗がりで静かに澱引きや熟成を重ねながら、瓶詰めを待ちます。 巴桜は、化粧箱入りで説明書きも添えられます。土産や贈答品にも最適。

注目の料理人たちが函館に。第7回世界料理学会in HAKODATE、4月23・24日開催
第7回となる「世界料理学会 in HAKODATE」が、2018年4月23・24日、函館市芸術ホールで開催されます。国内外から気鋭の料理人たちが函館に集まり、映像を交えた壇上での華麗なプレゼンテーションが繰り広げられます。学会は、料理人や食の仕事に携わる方だけでなく、一般の方々も聴講もできます。 今回のテーマは「山菜(自然の山野草)」。伝統的な調理法の応用や独創的な用い方に関する話題や、自然との共生などの議論も期待されるところです。三國清三さん(東京「オテル・ドゥ・ミクニ」)、村田吉弘さん( 京都「菊乃井」)ら、約20名が登壇。海外勢は、スペインから女性シェフ、ルシア・フレイタス・ロドリゲス氏(「a Tafona de Lucia Freitas」)ほかの参加が予定されています。 4月23日夜には、交流パーティーを開催。参加料理人たちと間近で触れ合えるチャンスです。4月24日には、会場隣の五稜郭タワーアトリウムで「北海道・青森県食材見本市」も開催されます。また開催前夜の4月22日には、函館西部地区バル街も予定されています。この機会にぜひ函館に足をお運びください。

函館は冬もグルメで盛り上がる!「はこだてFOODフェスタ2018」大盛況
2018年2月24日・25日、函館アリーナで開催された「はこだてFOODフェスタ」。冬の函館を盛り上げるために企画された新イベントで、全58ブースが出店(同時開催「ママズパーティ」含む)。函館や道南のグルメが集結し、ステージではシェフによる実演調理などの多彩な催しが行われ、2日間でのべ21500人の来場客が訪れました。「おいしい函館」記者が、記念すべき第1回イベントのハイライトをご紹介します。 【完売続出!テーマゾーン】 当日、会場の函館アリーナにはテーマゾーン、アラカルトゾーン、マルシェゾーン、PRゾーンの4ゾーンが開設されました。 テーマゾーンには、函館お好みどんぶり、学生レストラン・学生マルシェ、函館鮨、あったか鍋、キッズカレー、アリーナBARのテーマで延べ10ブースが並び、開場と同時に多くのお客さんが詰めかけました。 『函館お好みどんぶり』は、まず「JA新函館」ブースでブランド米「ふっくりんこ」か「きたくりん」のご飯(100円)を購入し、海鮮や肉の好きな具材を載せます。「函館朝市」の温かい汁物(鮭三平汁、200円)も一緒に。 『函館お好みどんぶり』の、「函館朝市 すずや食堂」ブース。マグロ、イクラ、ウニ、ズワイガニなど、海鮮問屋直営店ならではの新鮮なネタがズラリ。 『函館お好みどんぶり』の、「焼肉物語 牛若」ブース。黒毛和牛のステーキや牛タン、ローストビーフなど、肉の焼ける香ばしい匂いにそそられて長蛇の列ができました。 函館鮨同業会&はこだて海鮮市場による『函館鮨』。寿司、海鮮丼、出来たてのイカめし、干物などを販売しました。 『函館鮨』のまぐろ握り。赤身・中トロ・大トロの3種類入り、1200円。 『函館鮨』のミニ海鮮丼。好きな丼2つで1000円。 『学生レストラン・学生マルシェ』には、3校が参加。吉田教頭のもと、チームワーク良く調理・販売に取り組んだ函館短期大学付設調理製菓専門学校の皆さん。 函館短期大学付設調理製菓専門学校のお弁当(2日目のみ販売、500円)。カニ飯と、一品ずつ 丁寧に作ったお惣菜入り。色どりや盛り付けにも工夫が凝らされていました。 函館大妻高校食物健康科の皆さんは、「熱々を召し上がってほしい」と、お客さんの目の前で調理。 イカとカレーをブランド米「ふっくりんこ」で包み、バターでカリカリに焼いた焼きおにぎり(100円)。 函館商業高等学校の皆さんは、函館の老舗レストラン五島軒と共同開発した「バターチキンカレー(540円)」やお菓子を販売。 カレーのこだわりポイントは「バターでコクを出し、トマトの酸味と豆乳がマッチしているところ」と、積極的にPRしました。 ホテル函館ロイヤルによる『あったか鍋』。ぷるぷるコラーゲンたっぷりの魚「ごっこ」を使った名物ごっこ汁(300円/写真右)と、正月料理の定番くじら汁(500円/写真左上)を販売しました。 中小企業家同友会青経未来塾の『キッズカレー』。道南野菜を使った甘口カレーにイルカの形のご飯が載っていて、子どもたち大喜び。「畑のレストランHuis-ゆい-」がプロデュースしました。 イチマスによる『アリーナBAR』。北海道限定販売のビール「サッポロクラシック」、純米吟醸酒「函館奉行」、道産ワイン、道産素材を使用した焼酎など、料理と一緒に楽しめる美味しいお酒を種類豊富に販売しました。 【道南の出店者によるアラカルトゾーン】 道南の出店者が地元食材を活用したグルメを提供するアラカルトゾーン。写真は「たのしもう!キム・チャルスの韓国料理」ブース。 キムさんが実演販売した海鮮チヂミ(500円)。熱々のチヂミに、特製タレをかけていただきます。サクッとした食感、海鮮と野菜の濃厚なハーモニーは、さすが本場の味! 「朝もぎ野菜ダイニング彩り家」の、ひこま豚の肉まきおにぎり(1パック500円)。肉の焼ける香ばしい匂いに誘われて、行列の人が絶えませんでした。 「Restaurant nana-papa」は、海老のアヒージョ(写真、700円)、牡蠣とエゾ舞茸のスモークオイル漬け、イチジクのチョコレートテリーヌという本格的な洋食メニューを販売。 「はこだて雇用創造推進協議会」は、函館の魚介を使った洋風煮込み料理「はこだてチャウダー」を提供。同協議会が商品開発し、現在10店舗で展開中。写真は「はこだて海の幸 DINING SURF」のはこだてチャウダー。 同協議会が2017年に商品開発した「はこだて焼きピロシキ」(全6事業者)も勢揃い。 「函館農林水産物ブランド推進協議会」によるブース「函館真昆布処UMAMI」では、函館真昆布でとった出汁の試飲を実施。芳醇な香りと上品な甘みに魅了されました。 「HOKUTO」は、道産米ふっくりんこの米粉とホッキのエキスを使った「北斗流ザンギ」を販売。開場時、山盛りだったザンギはみるみるうちに少なくなり、昼すぎには完売。 「五勝手屋本舗」は、職人さんが冬限定「雪だるま最中」を実演販売。作りたてだから最中の皮がサクサクパリパリ! 一足早く春を感じる「さくら羊羹」も人気でした。 【老舗の味や新商品が並ぶマルシェゾーン】 加工品やパン、スイーツなどを販売するマルシェゾーンは全10ブース。老舗の味から新製品まで、多彩な商品が並びました。写真は「はこだてのおとうふ屋さん」ブース。 函館の特産「がごめ昆布」を使用した食品や調味料がズラリとならんだ「医食同源」。スパイシーカレーまん(200円)、酢カッシュハスカップ(200円)も大好評。 「嘉福堂キッチン」は、2015年、函館圏優良土産品推薦会で最高賞の函館市長賞を受賞した「はこだて雪んこ」を販売。函館土産の新定番です。 道南西部9町の魅力を発信するアンテナショップ「道の駅みそぎの郷きこない」は、「みそぎの塩サイダー」の試飲を実施。 同じく、木古内町から参加の「スウィーツギャラリー北じま」。生クリームとカスタードのダブルクリームの上にプリンをのせたプリンシュー(270円)を目当てに訪れたお客さんが多く、早々に完売。 【オープニング特別企画】 開場後、先着100名にプレゼントされた「函館夜景クッキー レクラ813」。ショコラサブレをチョコレートでコーティングし、夜景をイメージした金粉がちりばめられた、贅沢なクッキーです。 会場入り口では、特別弁当を販売。写真は2日目の「かき小屋 知内番屋」。1日目には、「阿佐利 本店」と「料理店 冨茂登」」が出店しました。 かき小屋 知内番屋の「牡蠣飯弁当 特盛」(2100円、限定100個)。ふっくらプリプリ、特産の牡蠣がぎっしり載っていて、満足度大! 付け合わせも知内町の名産、ニラのおひたし。 【多彩なステージイベント】 キッチンステージで両日行われた、日本エスコフィエ協会のシェフによる実演調理。同協会は近代フランス料理の基礎を築いたオーギュスト・エスコフィエの精神と技術を伝承するために設立された団体で、函館でのイベント参加は今回が初めてです。 1日目の講師は、「TAKA五稜郭」料理長の福井孝敏さん。八雲町北里大学の日本短角牛のフィレ肉に、フォアグラやトリュフを組み合わせたステーキの最高峰「牛フィレ肉のロッシーニ」を作りました。先着30名には試食を提供。 北海道ガス株式会社による料理教室。講師は、北ガスクッキングスクールの輪島美哉子先生。春のお祝いやおもてなしにピッタリの「鯛の和風ハーブ蒸し」をメインに、「土鍋で作るチーズケーキ」などの調理法をレクチャー。 調理の手元はNCVが撮影し、大型テレビモニターで上映。お客さんの中には、熱心にメモをとるかたも。各回、約50名に試食が提供されました。 ステージイベントのオープニングを飾った、北海道函館西高等学校吹奏楽局。 フルートとピアノのDUO「Cotamieje(コタミージェ)」と、パーカッショニスト小田桐陽一さんによるライブ。 「野菜ソムリエコミュニティ函館」による、「ジャガイモの魅力新発見!!クイズ大会」。 そのほか、ダンスや大道芸などのパフォーマンスが行われ、来場客を大いに楽しませました。 バラエティに富んだ「函館の食」を満喫できた「はこだてFOODフェスタ2018」。外の寒さも忘れる、至福のひとときでした。実行委員会は、来年も同時期の開催を予定しているとのことですので、今回行きそびれた方もぜひ来年ご来場ください。

2月24日・25日、はこだてFOODフェスタ開催
2018年2月24日・25日、函館アリーナにて「はこだてFOODフェスタ(はこだてフードフェスタ)」が開催されます。 このイベントは、「函館の食」を広くアピールするとともに、食に関わる地元生産者や料理人などの連携を深め、地域の「食」の魅力向上を目指すもの。当日、会場にはテーマゾーン、アラカルトゾーン、マルシェゾーン、PRゾーンの4ゾーンが開設されます。 ステージでは、シェフの料理実演や野菜ソムリエのトーク、プロ講師による料理教室、さらにはダンスパフォーマンスや音楽ライブを実施。1日目は夜8時まで開催しますので、ステージを楽しみながら、料理やお酒をゆっくり味わってはいかがでしょう。 おいしい、楽しい2日間!ぜひ、ご家族、お友達と一緒にご来場ください!

函館のフリーローカル誌「peeps hakodate」で函館の中華料理店を特集
函館蔦屋書店が発行するフリーローカルマガジン「peeps hakodate(ピープス函館)」第51号(2018年2月刊)では、「函館のおいしい中華屋さんをひとめぐり。」と題して、函館の中華料理店を大特集。人気店の紹介のみならず、江戸末期の開港以来、華僑の人々が切り開いた「函館中華」の歴史や、函館大門地区の一時代を築いたかつての名店も紹介。さらには、函館の名物料理といわれる「ザリージ(豚のから揚げ)」「クローヨー(酢豚)」なども取り上げた興味深い内容です。 「peeps hakodate」は、函館蔦屋書店のほか、市内および近郊の設置協力店等で、無料配布されています。過去には寿司特集(第27号2016年2月刊)、洋食店特集(第36号2016年11月刊)など、料理にまつわる特集号も多数。バックナンバーの閲覧は函館市中央図書館などで。一部、インターネットでの販売もあります。

地元食材で「はこだてチャウダー」、高校生・大学生向け料理教室を開催
2018年2月11日、函館市内の高校生・大学生を対象とした料理教室が開催され、21名が参加。地元産の魚介類や野菜を使った「はこだてチャウダー」の作り方を学びました。主催した函館農水産物ブランド推進協議会(事務局:函館市)は、地元産の農水産物の良さを次代を担う若者たちにより深く知ってもらおうと、学生向けに初めて料理教室を企画。「函館蔦屋書店レストランFŪSŪ」の西岡克敏シェフを講師に迎えて、「はこだてチャウダー」を調理しながら、函館真昆布を用いた出汁のとり方、魚の下処理などをていねいに指導しました。 参加者の一人、函館遺愛女子高校2年の加川菜々美さんは、「料理をおいしく作るポイントがいくつも聞けて良かった。実際に食べたらおいしくてびっくり。魚の下処理はやはり難しいが、自分でも頑張って作ってみたい」と、調理を終えて満足の笑顔を見せてくれました。 水1リットルに函館真昆布20グラムを30分浸し、さっと火にかけてとった出汁を試飲。実際に真昆布からとった出汁を味わうのは初めて、という声も。 ホタテ、エビ、イカなどの下処理では、手早く、無駄を出さない調理のポイントが伝えられ、指導の成果は上々。 2時間ほどで料理が完成。「はこだてチャウダー」は、2017年2月、函館の新しいご当地グルメメニューとして考案されました。函館真昆布の出汁を使い、地元産の魚介類3種以上を使用するなどのルールのもと、現在は市内7店舗で提供されています。 出汁をとった後の真昆布も無駄なく使います。今回は、千切りにしてパスタと和え、残り野菜やチャウダーのスープと合わせて、賄い料理のスープパスタが完成。 最後は参加者の皆さんで試食。具だくさんで、魚介の風味たっぷりのスープに大満足!

函館エリアの3店でも味わえる。「八戸ブイヤベースフェスタ2018」開催中
青森県八戸市で開催中の「八戸ブイヤベースフェスタ」をご存じでしょうか。冬の八戸港に水揚げされる魚介類をふんだんに使ったブイヤベースを、八戸周辺の各レストランで提供するイベントで、2012年から実施。今では2か月間の延べ提供数が1万食を超えるほどの人気ぶりです。7回目となる2018年は16店が参加し、2月1日から3月31日まで開催しています。さらに今年のイベントには、函館エリアのレストラン3店が応援店として参加。函館の冬の食材を活かしたブイヤベースを各店で提供しています。 応援店のひとつ、ラ・リヴィエールの佐々木宏次シェフは、「料理人の仕事でも、青森県内各地域との連携の機会が増えています。互いの地域の盛り上げに一役買えれば」と、カジカやゴッコ(ホテイウオ)をベースにして、函館真昆布を隠し味に使うブイヤベースを提供中です(タイトル画面の写真)。 函館・青森・八戸・弘前の青函4都市の観光交流も近年本格化。北海道新幹線を使えば、新函館北斗駅から八戸駅までは約1時間半です。八戸・函館エリアのブイヤベースの食べ比べもお薦めです。 函館エリアの応援店 ■ ラ・リヴィエール(函館市鍛冶2-39-12)0138-55-1130 ■ ラ・ターチ(函館市亀田本町3-24)0138-43-8118 ■ クリマ(北斗市市渡 1-7-5 1F)0138-77-0707 各店ともブイヤベースコースの提供には予約が必要です。詳しくは各店まで。 八戸のブイヤベースは、地元八戸港に水揚げされる魚介類を4種類以上用いることがルール。野菜もできるだけ地元産を使います。さらに、スープ料理として味わった後、”締めの一皿”を楽しむための各店ごとのもうひと工夫があります。(八戸市「ビストロ ポ・デタン」で提供しているブイヤベース) イベントを主催する「八戸ハマリレーションプロジェクト」は、東日本大震災をきっかけに、八戸の水産業界の有志が「世界で一番地魚を愛する街・八戸」を目指して始動した団体。飲食店主らに呼びかけて「八戸ブイヤベースフェスタ」が実現しました。回を重ねるごとに人気が高まり、週末等は予約が困難な店も。お出かけの際は、早めの予約を。

はこだてFOODフェスタに、日本エスコフィエ協会が出展
2018年2月24日、25日開催の「はこだてFOODフェスタ」に、一般社団法人日本エスコフィエ協会が出展します。イベント当日は、函館で活躍中の会員シェフが、イベントステージで本格的なフランス料理を調理実演し、家庭での料理にも役立つワンポイントアドバイスを行うほか、一部試食も予定しています。 出演者および料理名(予定) ■ 福井 孝敏さん「レストランTAKA」オーナーシェフ 「北里八雲牛フィレ肉のロッシーニ トリュフソース」 ■ 片桐 正史さん「センティール ラ セゾン函館山」料理長 「森町SPFポークの低温ロースト 白ワインとマスタードのソース」 詳細スケジュールは、決まり次第、「はこだてFOODフェスタ」ウェブのほか、当サイトや地元の新聞などでお知らせします。 一般社団法人 日本エスコフィエ協会は、フランス料理の技術向上や伝統の継承、さらに料理人による社会貢献などを目的に結成された、フランス料理のシェフの会。高名な料理人オーギュスト・エスコフィエ(1846-1935)の精神を継ぐ者として、その名を冠した団体です。函館・道南地区では11名が加盟し、活動しています。 福井孝敏さんの「北里八雲牛フィレ肉のロッシーニ トリュフソース」。北里八雲牛は、函館近郊の八雲町にある北里大学付属牧場で100%自給飼料を用いて育てられた稀少な食材。 片桐正史さんの「森町SPFポークの低温ロースト 白ワインとマスタードのソース」。イベント当日は、家庭でもできる低温調理法をレクチャーします。

アラン・デュカスさんが函館近海産タラを絶賛。「NHK WORLD」で番組配信中
【配信は終了しました】 現在、NHKの海外向けサイト「NHK WORLD」で、「Alain Ducasse, Japanese Cuisine Par Excellence」(45分番組・全編英語版)がビデオオンデマンドで配信されています。この中で、函館から届けられたタラを用いて料理を作る、この番組の主役であるフランスの著名な料理人アラン・デュカスさんの姿が映し出されます。 見どころは番組後半(28分45秒くらいから)。東京のレストラン「BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO」に鮮魚を卸している函館のマルヒラ川村水産・川村淳也さんがデュカス氏を訪ね、函館近海産の釣り活〆(いけじめ)タラを紹介する場面から始まります。続いて函館市恵山地区の漁師・佐藤靖治さんによる一本釣りのタラ漁の様子などを紹介。デュカスさんがこのタラをコンフィ仕立てで調理して、川村さんと共に味わいながら、函館産タラの品質を絶賛する場面が登場します。ぜひご覧ください。

北海道全調理師会函館支部支部長・函館割烹調理師会会長の坂本勝彦さん、北海道産業貢献賞を受賞
北海道全調理師会函館支部支部長・函館割烹調理師会会長の坂本勝彦さんが、平成29年度北海道産業貢献賞を受賞しました。産業貢献賞は、地域の産業に長年の貢献があった方に送られる賞で、坂本さんは、函館における和食料理人の育成や技術指導への貢献が認められ、北海道知事から表彰されました。 坂本さんは、1955(昭和30)年、南茅部町川汲(現在は函館市川汲町)出身。生家は漁業を営み、両親が漁に出ている間に自身で料理をする機会が多く、料理人の仕事に興味を持ち、高校卒業後、京都の調理師学校に進みました。京都の料亭「六盛」で4年の修業の後、函館に戻って、「大門入川」を振り出しに、料亭やホテルなどで和食料理人として腕を振るってきました。6年前から函館近郊の森町にあるホテル「グリーンピア大沼」の料理長を務めています。 先輩料理人の松金正治さん(元函館割烹調理師会会長)の勧めで、若い頃から函館割烹調理師会に所属し、自己の研鑚や後進の育成に励んできました。現在、会長職として2年目。約80名の会員を束ねています。坂本さんは「家庭でも和食を口にする機会が減ってきている中で、和食文化を伝えていくためには、あらゆる手を尽くさねば」と言い、子ども向けの和食調理の体験教室の企画などにも意欲的に取り組んでいます。 函館の街は、明治・大正の頃には全国で屈指の人口を擁する都市だったこともあり、料理人の親睦交流組織の設立は早く、函館割烹調理師会は、北海道内で最も古い歴史を誇ります。2018(平成30)年に創設110周年を迎え、これにあたって食材の恵みへの感謝とその命の慰霊のため、函館市宝来町に慰霊碑を建立することを決定。会長の坂本さんは秋の除幕に向け、奔走しています。 ホテルの厨房では、料理長として6人の料理人を指揮します。 函館の和食文化を市民に知ってもらうことも坂本さんのライフワークだといい、大森稲荷神社(函館市大森町)の境内にあった「包丁塚」に看板を設置。包丁塚とは、料理人にとって大切な包丁に感謝し、供養するための拠り所で、全国各地に見られます。函館のものは1983(昭和58)年に建立。(所有:北海道全調理師会函館支部) グリーンピア大沼 所在地 茅部郡森町赤井川229 電話番号 01374-5-2277 公式HP

「おいしい函館」バスツアー実施、生産者に思いに触れた充実の一日
2017年12月4日、函館の料理人や飲食店関係者などを対象にした「おいしい函館」バスツアーが実施されました。今回のツアーには17名が参加し、函館市の隣町・七飯町大沼地区にある牧場や農家など3つの生産現場を訪問。生産者から詳しい説明を聞き、品質向上にかける情熱に触れました。 参加者からは、「生産者の思いに直接触れることができるよい機会だった。その思いをお客さんにどう伝えるかが、これからの料理人の役割だと気づいた」(和食料理人の三田佑弥さん)、「自然の中のものを身近に食べられるこの土地の贅沢さを実感した。生産者も、食べ手の喜びを求めているという点では、私たちと同じ思いなのだと分かった」(飲食店経営の林裕美さん)など、皆さんから充実した一日だったとの感想が寄せられました。 2018年度にも同様のバスツアーを開催予定。実施の詳細は決まり次第、当サイトや地元新聞などでご紹介します。 和食や洋食をはじめ、いろいろなジャンルの料理人や飲食店経営者など、参加者は多彩。移動中は、参加者同士の交流の機会になりました。 最初の訪問先「山川牧場モータウンファクトリー」では、付設のレストランで牧場主の山川俊郎さんによる約1時間の講話。七飯町の畜産の歴史や現状、自身がアメリカ修業の経験で学んだ牧場経営やレストラン運営の工夫などもお話しいただきました。講演後は同店の「あらびきステーキサンド」などを試食。 次の訪問先、小規模でのチーズ生産を手がける「山田農場」では、笹藪を切り払って開拓した斜面の牧草地を見学。ここで山羊とヒツジを育てて搾乳し、チーズづくりを行っています。 牧場見学の後はバス車内で、山田農場の山田圭介さんから発酵の仕組みなどチーズづくりに関する詳細な説明を聞きながら、山羊のチーズ2種を試食。山田さんのものは、天然の菌を用いて、無殺菌乳を原料に作られる、日本では珍しいチーズとのこと。 3つめの訪問先は、「大沼ガロハーブガーデン」。「有機JAS規格」の認定を取得し、堆肥さえ使わない自然農法で野菜生産や養蜂を行う農場です。ビニールハウス内で、山崎健さん一家のお話を聞きながら、赤カブの千枚漬け、トマトやカシスのジャム、ハチミツ、ハーブティーなどをじっくりと試食しました。 山川牧場ローストビーフアンドショップ 所在地 亀田郡七飯町大沼町889 電話番号 0138-67-4920 営業時間 (4月中旬~11月上旬)平日11:00~17:00、土日祝9:00~17:00 (12月上旬~3月下旬)平日11:00~14:30、土日祝11:00~17:00 定休日 水曜日、第4木曜日 山田農場 所在地 亀田郡七飯町上軍川900-1 電話番号 0138-67-2133 営業時間 10:00~16:00 定休日 平日は不定休、土日祝はほぼ営業。12~3月冬期休業 公式HP 大沼ガロハーブガーデン 所在地 亀田郡七飯町字上軍川1073-2 電話番号 0138-67-2841 営業時間 定休日 公式HP

佐々木祥太さん、若手料理人のコンクール(中国料理部門)で函館市長賞
函館の若手料理人の登竜門「青年部料理コンクール(主催:全日本司厨士協会函館支部、日本中国料理協会函館支部)」の中国料理部門で、2017年の最優秀である函館市長賞に選ばれたのは、「中華料理 李太白(りはく)」の佐々木祥太さんです。佐々木さんは函館出身の32歳。4回目のチャレンジで初めての受賞とのことです。7年前、李太白に入社して料理人の道を歩み始め、現在は料理長を務めています。 今回のコンクールの題材はタラと海藻。佐々木さんはタラのすり身を使って、海藻を練り込んだ団子と、昆布や薄焼き卵を使った巻物の2品をつくり、野菜の飾り切りなどとともに秋をイメージして盛り付けました。佐々木さんは、「函館では中国料理の人たちはみな仲が良く、勉強する機会も多い。コンクールでは他の作品に触れることで自分にないものが見つかり、刺激になる」と語ります。佐々木さんの受賞に同店代表の廣田友博さんも顔をほころばせます。 応募7点の中で最優秀に選ばれた佐々木さんの作品「秋彩鱈海藻味」。タラのすり身を用いた団子と巻物を秋の色合いで盛り付け。 料理長として厨房に立つ佐々木さん。次々に入るオーダーを手早くこなしていきます。 佐々木さん、廣田友博代表(左から3番目)と厨房スタッフのみなさん。 中華料理 李太白(りはく) 所在地 函館市宮前町30-2 セイコービル1階 電話番号 0138-42-7778 営業時間 11:30〜15:00 17:00〜21:00(LO 20:30) 定休日 水曜日 公式HP

亀井葉月さん、若手料理人のコンクール(西洋料理部門)で函館市長賞
全日本司厨士協会函館支部と日本中国料理協会函館支部が主催する「青年部料理コンクール」西洋料理部門で、「五島軒」の亀井葉月さんが最優秀の函館市長賞を受賞しました。岩手県北上市出身の亀井さんは、パティシエを目指して函館短期大学付設調理製菓専門学校に入学。製菓とともに学んだ西洋料理の魅力にひかれ、洋食の道に進みました。卒業後、五島軒に入社して8年。現在は本店でデザートを担当しています。 コンクールへの応募は今回が2回目。「失敗を繰り返しながら、ようやく作り上げた自信作」と胸を張ります。五島軒初の女性料理長・山本庸子さんを目標にしながら、「きめ細やかな仕事でお客さんに喜んでもらえるよう頑張りたい」と抱負を語ります。 このコンクールは、毎年11月に開催される「郷土料理発表会」と合わせて実施され、西洋料理と中国料理、両ジャンルの若手料理人の登竜門となっています。今回はタラと海藻を用いた料理で、西洋料理5人、中国料理7人が腕を競い合いました。 亀井さんの受賞作「鱈と昆布のタルト、ベシャメルソース」。鱈、じゃがいも、昆布を包んだパイに、野菜で美しい色が添えられました。 「郷土料理発表会」の席上、亀井さんほか成績優秀者が表彰されました。 亀井さんは五島軒に4人いる女性料理人のひとり。伝統ある老舗料理店の厨房で腕を振るいます。 五島軒本店 レストラン雪河亭 所在地:函館市末広町4-5 電話番号:0138-23-1106 営業時間:11:30~LO20:30(11~3月はLO20:00) 定休日:1月1~2日、1~2月は毎週月曜定休。3~12月は無休 公式HP